植物ホルモン5種
ジベレリン
日本が世界に誇る芸術文化「BONSAI」
盆栽にまつわる情報共有を通じて、盆栽界の更なる発展を応援いたします。
今回は植物と縁ある「ジベレリン」について学んだ情報を共有します。
【結論】
①緑の革命で産業的な実証あり
②効果抜群の消費量最大説あり
【”ジベレリン”とは】
成長促進と抑制の両面タイプ、花芽形成や結実、種無し系の果物栽培等に使用され、
1935年頃に藪田貞治郎氏が初めて単離成功した比較的新しいホルモンです。
小麦やイネの収穫量改善を目的とした「緑の革命」が1940年代から盛んになり、収穫量が低下しない程度の草丈形状の「半矮性」がジベレリンの関係だとされます。※理化学研究所-研究成果2016年11月2日
植物ホルモン中では効果を確認しやすく製品化が進んでいる傾向があり、事業者から愛好家まで幅広く使用機会が伺えます。
・住友ジベレリン
・住友化学園芸ジベラ
【”培養ヒント”】
植物によっては低温期間がないと花芽等の生育が停止します。
ジベレリンの散布によって低温処理をせずに成長を促進させる効果があります。
食用の場合「農薬取締法」により規定量を超える残留農薬(ジベレリン等)が発見されると出荷停止になります。
現行法では盆栽と関係性が薄いですが、規定量を超えた散布は育成不良の原因になることに注意しながら使用すれば期待値の高いホルモンです。
【所感】
盆栽界の活性化に繋がりそうな情報を調査、発信することで盆栽界を応援しています。
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今回の紹介活動により累計160記事目、創作時間は約234.5時間 #植物ホルモン #ジベレリン