植物ホルモン5種
エチレン
日本が世界に誇る芸術文化「BONSAI」盆栽にまつわる情報共有を通じて、盆栽界の更なる発展を応援いたします。今回は植物と縁ある「エチレン」について学んだ情報を共有します。【結論】①花・実の成熟調整と矮化②近隣植物にも影響する
【”エチレン”とは】ガス状が特徴のホルモン。花や果実の開花や成熟する作用がある反面、徒長の抑制や落葉等の作用といった二面性があります。また、完熟した花や果実はエチレンを放出している為、近くにある植物に影響を及ぼす可能性があります。例えば、近くにある若い苗の場合は小さいまま成熟したり、開花期間が短くなったりする矮化 ( わいか ) と呼ばれる現象が生じます。【”培養”ヒント】果実の熟成や落葉のタイミングをある程度コントロールすることが可能なホルモンです。2021年には産業技術総合研究所より、”エチレンガスの濃度を貯蔵や物流時に容易に測定できる”小型センサーの開発、発表が行われました。主に果物や野菜に着眼点を置いた研究が盛んですが、”盆栽”においても重要な技術が含まれる為、今後は活用ヒントが含まれる領域です。実験例1http://www2.tokai.or.jp/seed/seed/seibutsu7.htm【所感】盆栽界の活性化に繋がりそうな情報を調査、発信することで盆栽界を応援しています。毎週土曜日にHPとインスタグラムを更新しています。フォローして頂けると活力になります!今回の紹介活動により累計158記事目、創作時間は約232時間#エチレン #育成コントロール #Society5.0