戸籍集めのポイント 本籍地と住所
本籍地と住所について、目的や取得時の違いからご紹介させて頂きます。
本籍地と住所の目的
本籍地
出生や婚姻、死亡など親族関係を証明することが目的
どこを本籍地とするか個人の自由
現在では身分証明書に本籍地が記載されることは稀です。
本籍地によって日常生活に影響がほとんどありません。
自治体により差がありますが、〇〇丁目〇〇番地までの記載で集合住宅等の名称が不要です。
住所
実際に住んでいる場所として住所を証明することが目的
身分証明書には住所が記載され、住所を基に住民税などが計算されます。
住所を確認しても本籍地=住所とは限らず、戸籍に住所も記載されません。
本籍地の確実な確認方法は住民票請求時に本籍地・筆頭者の記載欄にチェックを入れて請求することです。また、いくつかの条件が整えば運転免許証をNFCリーダーで読み込むことでも確認できます。
取得時の違い
戸籍謄本
本人の他、直系であれば本人以外の戸籍謄本を取得できます。
直系=両親、祖父母、曾祖父母、自分の子、孫、ひ孫
傍系=兄弟姉妹、伯父(叔父)、伯母(叔母)
住民票
世帯ごとに管理される為、同じ世帯の場合は本人以外でも取得可能です。
今回は本籍地と住所の違いについてのご紹介でした。
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