ドローン免許 学科18 大型機

公式書籍の販売が追いついていないドローン国家資格から25kg以上の大型機について解説いたします。

大型機の特徴

最大離陸重量 25kg 以上の機体を大型機として定義されています。

大型機は小型機に比べて機体の慣性力が大きく、増速・減速・上昇・降下などに要する時間や距離が長くなり、着陸地点の選定は広い場所が必要になるなど、障害物回避や騒音問題は要注意です。

また、2020年に世界最大クラスのドローンの発売が発表されました。

株式会社Drone Future Aviation(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:波多野 昌昭、以下DFA)は、最適ペイロード30kgの世界最大クラスのドローン「GRIFF 135」の販売を開始しましたのでお知らせします。「GRIFF 135」はノルウェーの大型ドローンメーカーGRIFF社によって製造される機体で、DFAはGRIFF社の製品に対するアジアにおける独占取扱権を有しています。

出典:プレリリース2020年2月26日

ドローンの墜落事故に関する国土交通の資料によると、「鳥」との接触が原因とみられる事故があります。

見慣れない飛行物体に鳥も困惑したのかもしれませんが、地域によっては最大2mに達する「猛禽類」が飛んでおり、25㎏以上の大型ドローンでも攻撃の対象になる可能性があります。

GRIFF 135は約2.4m

ドローンの事故等については報告義務が罰則付きで厳しく設定されています。

無人航空機の事故等の報告及び負傷者救護義務

この制度は、無人航空機に関する事故又は重大インシデントが発生した場合、当該無人航空機を飛行させる者が、ただちに飛行を中止し、負傷者を救護すると共に、当該事故又は重大インシデントが発生した日時及び場所などを国土交通大臣に報告しなければならない制度です。

※ 事故等の報告をしない又は虚偽の報告を行った場合、航空法第157条の10第2項に従い、30万円以下の罰金が科せられます。

※ 負傷者の救護など危険を防止するために必要な措置を講じない場合、航空法第157条の6に従い、2年以下の懲役又は百万円以下の罰金が科せられます。

出典 国土交通省 無人航空機の事故等の報告及び負傷者救護義務

大型機についてのご紹介でした。

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