ドローン資格 学科11 一等用計算の基礎②

公式書籍の販売が追いついていないドローン国家資格の基本計算対策、「飛行機の旋回半径」について解説いたします。

・基本計算

今回は飛行機の旋回半径についての計算を行います。

計算に必要な要素は以下の3種
飛行速度(v)、旋回半径(r)、重力加速度(g)

記号一覧

≒(ニアリーイコール)=ほぼ等しい

計算式一覧

・バンク角φの定常旋回飛行を行うための揚力関係
 水平定常飛行と比べた揚力=1 / cosφ
 v²/r = g tan φ
 
・飛行速度 10m/s、バンク角 20°の場合の旋回半径(𝑟)は
 重力加速度(g)≒ 9.8m/𝑠²、tan 20° ≒ 0.36
 r = v² / g tan φ = 10² / 9.8 x 0.36 ≒ 28m
 cos20°≒0.94 = 必要揚力1.06倍

基本計算対策の飛行機の旋回半径についてのご紹介でした。

#φ #≒ #tanφ