日本初の第一種型式機体認証とテキスト販売開始

第一種型式機体認証を日本初取得したドローンのニュースをご紹介します。

2022年12月よりドローンの機体認証制度が開始されました。
他にも無人航空飛行の定義が従量100g以上に変更、ライセンス制度、飛行毎の許可承認などがあります。

飛行許可申請数の変動を見てみると
2022年5月のドローン飛行許可申請数はおよそ5,000件程度でした。
しかし、同年6月には13,847件と急増しています。
出典:国土交通省 無人航空機飛行に係る許可承認申請件数の推移令和2年1月~令和5年4月

空の産業革命と呼ばれて各産業で盛り上がりを見せるドローン
記念すべき新たな機体認証”初”取得は2023年4月より株式会社ACSLの機体「PF2-CAT3」が取得しました。

空の産業革命 飛行レベル4へ

2022年12月の法改正までは飛行レベル3までが可能でしたが、多くの要件を満たすことで飛行レベル4が可能になり、政府が掲げる空の産業革命に向けて大きく前進するかもしれません。

・レベル3
山間部や河川など、第三者が立入る可能性が低い場所を目視できない場所を自動飛行させる

・レベル4
住宅やビルなど、人口集中エリアで目視できない範囲を自動飛行させる

ドローンスペック

機種名:PF2-CAT3
外寸:1,174mm×1,068mm×601mm(プロペラ含む)
重量:機体:5.5kg、バッテリー:3.3kg、最大ペイロード:1.0kg、最大離陸重量 9.8kg
最高速度:水平:10m/s(36km/h)、上昇:3m/s、下降:2m/s
最大航続時間:20分(最低離陸重量時)、17.5分(最大離陸重量時)
補助安全装置:日本化薬社製パラシュート搭載

また、同社代表の鷲谷 聡之氏によると、法改正に伴う新たな制度へ対応する為の多大な苦労や空の産業革命と呼ばれるドローン業界をリードする存在として逞しいコメントを発表されています。

”本日、日本で初めて、第一種型式認証書を国土交通省様から交付いただきました。
昨年12月5日に制度が開始して以来、国土交通省様やあらゆる関係者の皆様にサポートいただきながら、レベル4対応機体の安全性や均一性を証明するための検査や試験を社員一丸となって進めてきた成果といえます。

レベル4飛行においては、生活者の上空を飛行することを想定した機体開発が必要となり、今まで以上に安全な機体であることが求められます。PF2-CAT3は、あらゆる環境や条件での試験を実施し、航空法に基づく安全基準及び均一性基準に適合したと判定いただきました。
ACSLは、新たな市場を創っていくこと、そしてドローン業界をリードしていくことが使命であると考えています。日本初の第一種型式認証書を取得したことにより、今後ドローンがますます生活者に身近なものとして社会実装されていくことを、推進していきたいと考えています。

そして、社会インフラに革命を起こし、重労働で危険な業務を無人化していくという目標を実現するため、これからも安全、安心なドローンを開発し提供してまいります。”

出典:株式会社ACSL2023.03.13プレリリース

【ドローンテキスト】

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空の産業革命、ドローン飛行に関する明るいnewsでした。

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