盆栽貿易の1歩 P-Quickで検査予約
日本が世界に誇る芸術文化「BONSAI」
盆栽にまつわる情報共有を通じて、盆栽界のさらなる発展を応援いたします。
今回のテーマは「P-Quickで検査予約」です。
【結論】
①横浜地区だけのネット輸出検査予約が東京、埼玉、茨城まで拡大
②農林水産省だけでもお金儲けの宝庫である行政手続は2000件以上
【P-Quickとは】
盆栽輸出を行う際に必要な4つの検査をスマホやパソコンから”eMAFF”を通じて
植物防疫所の開庁時間を気にすることなく予約ができるシステムです。
全支所での利用を見据えて、令和4年10月から横浜本所(横浜・川崎地区)から運用が開始されました。
令和6年4月からは東京支所(東京都、埼玉県、茨城県)まで対応地域が拡大予定だそうです。
※東京植検だより令和6年冬第230号より
検査予約ができる対象は下記4つ
1.栽培地検査
2.目視検査
3.精密検査
4.消毒検査
【P-Quick申請画面まで】
植物防疫関連法は厳格化の流れが世界的にある様です。
日本でも申請関連の原則はeMAFFである条文がありますので、電子申請をトライしたいものです。
①eMAFFの画面右上から”ログイン”
GビズIDを利用したログインがおすすめです。
様々な行政手続、補助金、助成金の申請に活用できます。
②画面中央上部の”手続を探す”へ
③”P-Quick”と入力して検索
東京植物防疫協会が発効する東京植検だよりの令和6年230号では4月から
東京でもP-Quickの利用開始を言及する内容がありましたが、ヒットしませんでした。
④”予約画面”へ
基本的には5開庁前までの予約行います。
目視検査は2開庁前までの予約です。
⑤リモート検査
令和5年の法改正により、消毒検査の際に”赤玉土”については病害虫等の移動リスクがない、高度加工品の定義である「規制されるべきでない程度まで加工されたもの」に該当する場合にはリモート検査の対象になり、業務効率が大幅に改善される可能性があります。
⑥農林水産省だけでも行政手続は2329件
行政手続は数多くあり、お金儲けの宝庫です。
【所感】
今回は効率的な検査予約システムP-Quickの観点から記事を執筆しました。
当店は盆栽界の活性化に繋がりそうな情報を調査、発信することで盆栽界を応援しています。
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今回の紹介活動により累計131記事目、創作時間は約184時間