ドローン情報基盤システム2.0登場 DIPS2.0

ドローン飛行の多くの場面で必要なwebシステムのDIPS2.0についてご紹介します。

2022年10月までは、ドローン飛行に必要な機体登録、包括申請、情報共有などをそれぞれ別のwebサイトを経由し、それぞれ別のID、PWを取得して申請する仕組みでした。

包括申請 → ドローン情報基盤システム 飛行許可承認申請 (DIPS)

情報共有 → ドローン情報基盤システム 飛行情報共有機能 (FISS)

機体登録 → ドローン情報基盤システム 機体登録機能   (DRS)

2022年12月の航空法改正に伴い、ドローン情報基盤システム2.0 (DIPS2.0)が導入され、1つのwebサイトで1つのIDとPWで機体登録、飛行許可承認申請、飛行情報共有などに関してシステムが統合され、これまでより効率的な手続きが可能になります。

ドローン飛行に関する制度とシステムの歴史

2015年 ドローン(無人航空機)の許可・承認制度が創設 航空法の一部改正

2019年 飛行計画通報の義務化(飛行経路などの情報共有) 通達の一部改正

2020年 登録制度の創設 航空法の一部改正

2021年 機体認証・技能証明制度などの創設

2022年 レベル4飛行解禁 (人がいる場所で補助者なしで目視外の自動飛行)

出典:国土交通省 ドローン情報基盤システム2.0<通称:DIPS2.0とは>

DIPS2.0が開始される前に取得した期間の飛行許可は有効ですが、2022年12月5日以降はDIPS2.0のシステムで各種申請を行う必要があります。

ドローンの便利システムについてのご紹介でした。

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