盆栽x古物商

日本が世界に誇る芸術文化「BONSAI」
盆栽にまつわる情報共有を通じて、盆栽界のさらなる発展を応援いたします。
今回のテーマは「古物商」です。

【結論】
①盗品流通の防止、早期発見、窃盗抑止が目的
②ネットで買う時は古物商データベースで確認


【古物商とは】
古物営業法が基になる「盗品の売買防止」「被害品の早期発見」「窃盗犯罪の抑止」などが目的です。

「古物」と「営業」の定義に該当する場合は”古物商許可”が必要になります。
名称的に”中古品”だけが対象になりそうな気もしますが、対象は広義に定義されております。

→古物の定義
・使用する目的で購入した”未使用品”
・新品同様の”リメイク品”
・使用された物品

→営業の定義
・古物の売買  (委託売買を含む)
・古物の交換  (委託交換、レンタル、リースを含む)
・古物市場経営 (サイト運営含む)
・競りあっせん業(サイト運営含む)


【罰則・処分】
重い罰則が定められ、令和6年4月にも古物商の法改正がありました。
窃盗犯罪の抑止力強化、被害品の早期発見に繋がることを願います。

→懲役3年以下、100万円以下の罰金もしくは併科
・無許可営業
・名義貸し 

→懲役1年以下または50万円以下の罰金もしくは併科
・取引所制限違反

→30万円以下の罰金
・古物許可証を携帯しない
・行商従業者証を携帯しない
・古物商許可標識を掲示しない

→許可取消
・不正手段で許可を取得
・許可から6ヶ月営業の実態がない
・3ヶ月以上所在不明

→営業停止(6ヶ月以内)
古物商と従業者が古物商等の違反行為を行った


【古物商データベースとは】
適法なお役所手続が完了すると、誰でも情報共有できます。
ネットから商品を購入する場合に有効で、犯罪に加担しない為にも販売者が登録済みか確認できます。

→古物商データベース 
・東京都公安委員会-古物商URL届出一覧
・埼玉県公安委員会-古物商に関する事項
・千葉県公安委員会-古物商一覧
 ※ネット販売を行う場合


【所感】
今回は古物商の観点から記事を執筆しました。
当店は盆栽界の活性化に繋がりそうな情報を調査、発信することで盆栽界を応援しています。

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今回の紹介活動により累計141記事目、創作時間は約205時間